【2025年夏】Kikka Hiradoに泊まる癒しの平戸旅｜棲霞園の歴史と根獅子の海に出会う1泊2日モデルプラン
たった5室だけの特別なホテル｜Kikka Hiradoとは？
2024年9月15日、長崎県平戸市に新たな隠れ家リゾート「Kikka Hirado（キッカ平戸）」が誕生しました。場所は、かつて松浦藩主の別邸として知られた「棲霞園（せいかえん）」と「梅ヶ谷津偕楽園（うめがやつかいらくえん）」の跡地。青柳旅館の別館として知られていたこの地に、新たな生命を吹き込むようにして、全5室の静寂な空間が広がっています。
2025年1月末、筆者が平戸を訪れた際、偶然ホテルの前を通りかかったところ、建物の前に立つスタッフの方に声をかけていただきました。丁寧な案内のもと、館内の落ち着いたインテリアや、地元の自然素材を活かしたデザイン、五感で癒される空間づくりに感銘を受けました。
詳細は下記写真下のURLリンクをご参照ください。
🔗福岡発！佐世保経由で巡る平戸日帰り旅｜歴史と絶景、最新リゾート情報を徹底レポート – 松藏七代 癒しの情報
＞参考：一休.com｜宿泊レビュー
＞ニュース：PR TIMES｜Kikka Hiradoグランドオープン
歴史と自然が息づく庭園｜棲霞園・梅ヶ谷津偕楽園の魅力
Kikka Hiradoの背後に広がる「棲霞園」は、江戸時代の平戸藩主が築いた梅の名所です。その名の通り、霞がかかるような山並みと海景が融合するこの地には、かつて梅林や池泉回遊式庭園が整備され、藩主の憩いの場として親しまれてきました。Kikka Hiradoの敷地に入って、右側に下記写真の梅ヶ谷津 偕楽園 歴史資料館と書かれた案内版があります。
特に「梅ヶ谷津偕楽園」では、例年1月下旬から2月中旬にかけて梅が見頃を迎え、筆者が訪れた2025年1月末も数輪の開花を確認しました。ホテルの建設にあたってもこの自然環境は丁寧に保護され、現代の癒し空間として再構築されています。梅は周辺に植えられていますが、下記はKikka Hiradoの上段に植えられていた梅の木 2025年1月31日撮影
＞文化遺産オンライン：棲霞園及び梅ヶ谷津偕楽園
＞長崎県庁文化財情報：長崎県の文化財｜梅ヶ谷津偕楽園
透明度抜群の根獅子の海へ｜夏の癒しスポット紹介
平戸を語るうえで欠かせないのが、透明度の高い美しいビーチ「根獅子（ねしこ）の浜」です。Kikka Hiradoから車でおよそ20分、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がるその景色は、まさに“長崎の沖縄”と呼ばれるほど。
🔗平戸・根獅子の海と“海の子”天然塩を訪ねて｜佐世保・有田までの癒し旅ルートも紹介！ – 松藏七代 癒しの情報
2024年の夏に取材した際には、遠浅の海で家族連れやカップルが思い思いの時間を過ごしており、波音に包まれながら過ごすひとときは、都市の喧騒を忘れさせてくれます。また、近隣にある「海の子天然塩工房」では、昔ながらの製法で作られる天然塩の体験や購入も可能です。
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“潜伏キリシタン”の歴史を辿る｜美しき教会群と祈りの風景
平戸は、かつて西洋と日本の文化が交わった港町。その面影を残すのが、カトリック紐差教会や宝亀教会をはじめとする美しい教会群です。
特に、筆者が水彩画に描いた紐差教会は、レンガ造りのロマネスク様式が特徴。堂内に響く鐘の音と、静謐な空気に満ちた空間は、訪れる人の心を打ちます。旅の途中に、こうした祈りの場所に立ち寄ることで、より深い“癒し”を体感できるでしょう。
＞関連水彩画シリーズ：
モデルルート紹介｜Kikka Hiradoを中心とした1泊2日癒し旅プラン
◆1日目：
- 朝：福岡から出発（車または高速バス）
- 午前：根獅子の浜にて海遊び＆天然塩工房見学
帰りに紐差教会・宝亀教会など教会群を巡る - 昼：平戸市内で地元食材のランチ（例：あごだしラーメン、海鮮丼）
- 午後：Kikka Hiradoチェックイン＆館内での癒し時間
- 夜：ホテル内のコースディナーと地酒を堪能
◆2日目：
- 朝：敷地内の梅ヶ谷津偕楽園を散策
- 午前：余裕があれば生月大橋経由で生月町等の観光も・・・
- 昼：市内の平戸オランダ商館、平戸城、カフェや港町散策
- 午後：福岡へ帰路へ
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まとめ｜平戸で“泊まる旅”を始めよう
日帰りでも魅力的な平戸ですが、Kikka Hiradoの登場によって、滞在型の旅の楽しみが一層広がりました。歴史ある庭園や海辺の景色、祈りの教会群。五感を通して癒される“泊まる旅”は、心と体を整える特別な時間となるでしょう。
ぜひこの夏、あなた自身の“癒しの平戸旅”をKikka Hiradoから始めてみてはいかがでしょうか
