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【2026年5月訪問】九州国立博物館「若冲、琳派、京の美術」体験レポ|前期限定作品・展示替え・関連イベント情報まとめ

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【2026年5月訪問】九州国立博物館「若冲、琳派、京の美術」体験レポ|前期限定作品・展示替え・関連イベント情報まとめ

2026年5月、九州国立博物館で開催中の特別展

「若冲、琳派、京の美術 ― きらめきの細見コレクション ―」へ行ってきました。

今年2回目となる九州国立博物館訪問ですが、今回は京都・細見美術館の名品が集まった注目の特別展が目的です。

伊藤若冲、酒井抱一、鈴木其一らによる江戸絵画から、平安・鎌倉時代の仏教美術、茶の湯文化を感じる工芸品まで幅広く展示されており、「日本美術の教科書」と呼ばれる細見コレクションの魅力を実感できる内容でした。

本記事では、実際に訪問して感じた見どころや、前期・後期の展示替え情報、撮影可能作品、関連イベントなどを、写真とともにまとめています。

また、別途アップ予定の太宰府天満宮訪問記事と合わせてご覧いただくと、今回の太宰府散策の雰囲気も感じていただけると思います。

展覧会概要

特別展「若冲、琳派、京の美術 ― きらめきの細見コレクション ―」

京都・細見美術館が所蔵する日本美術の名品を紹介する特別展です。

伊藤若冲や琳派作品をはじめ、平安・鎌倉時代の仏教美術、茶道具、工芸作品まで幅広い展示内容となっていました。

会期は2026年4月21日〜6月14日。

前期・後期で一部展示替えも実施されています。

九州国立博物館公式サイト
九州国立博物館 特別展ページ

写真撮影について

今回、会場内で撮影可能だったのは、

  • 最初の「ごあいさつ」パネル
  • 最後の「鶏図押絵貼屏風」

のみでした。

そのため今回は、

  • 会場入口
  • 外観
  • 撮影可能作品
  • 撮影可能場所

を中心に写真を掲載しています。

 

ごあいさつ(上記写真の文字起こしになります)

細見美術館は、京都・岡崎の地で平成10年(1998)に開館した美術館です。そのコレクションは、細見家が三代、約80年にわたって築き上げてきたものであり、ときに「日本美術の教科書」と称されるほど幅広い時代と分野を網羅しています。

なかでも、初代良氏(古香庵)のすぐれた審美眼によって収集された平安・鎌倉時代の仏教美術や九州とゆかりの深い「鉄の芸術」として名高い芦屋釜、二代實氏(二代古香庵)が見出した伊藤若冲や琳派に代表される江戸時代の絵画など、そのいずれもが貴重かつ他に類をみない多彩なもので、日本美術についての我が国屈指のプライベートコレクションとなっています。

今回の展覧会は、日本美術を総覧する膨大な細見コレクションから名品の数々を、その収集の過程をたどりつつ広くご紹介するものです。本展を通じて、日本美術の多様性と奥深い魅力をご堪能いただければ幸いです。

最後になりましたが、本展開催にあたり、貴重な作品をご出品くださいました公益財団法人細見美術財団および細見美術館、またご協賛・ご協力いただきました皆様に感謝の意を表しますとともに、展覧会の実現に多大なるご支援とご協力を得ました関係各位に心より御礼申し上げます。

令和8年(2026)4月 主催者

展覧会を見て感じた見どころ

1章:コレクションのはじまり

展示は、羽黒山御手洗池出土銅鏡などの考古資料からスタート。

  • 羽黒山御手洗池出土銅鏡: 鏡の裏面に施された繊細な文様は、当時の人々の祈りや美意識を今に伝えています。

細見家初代・古香庵の審美眼を感じられる構成で、「収集の歴史」から展覧会が始まる点が印象的でした。

特に芦屋釜などの工芸作品は、静かな存在感があり、日本美術の奥深さを感じます。

  • 工芸への眼差し: 初代が収集した「鉄の芸術」こと芦屋釜なども、このコレクションの土台を知る上で欠かせない見どころです。

2章:平安・鎌倉の宗教美術

重要文化財「愛染明王像」は特に存在感があり、展示空間全体の空気感まで変わるような迫力がありました。

  • 愛染明王像(12世紀): 重要文化財に指定されているこの像は、その緻密な描写と荘厳な雰囲気が圧倒的です。当時の人々が抱いた信仰の美しさを、静かな空間でじっくりと味わうことができます。

中世仏教美術独特の静謐さを、九博の広い空間でじっくり味わえる構成になっています。

3章:江戸時代の都市文化

「祇園祭礼図屛風」では、祭りの熱気や当時の京都の活気が細かく描かれており、多くの人が立ち止まって鑑賞していました。

  • 祇園祭礼図屛風(17世紀): 祭りの喧騒や人々の表情が細かく描き込まれており、当時の風俗を知る資料としても非常に興味深い作品です。当時の都のエネルギーを追体験できるような臨場感があります。

人物表現も細かく、見始めるとかなり時間を使ってしまう展示です。

本展最大の見どころ「若冲と琳派」

今回の特別展で最も注目を集めていたのが、第4章「若冲と琳派」です。

印象に残った若冲作品

雪中雄鶏図

若冲らしい細密描写が圧巻でした。

雪の中でも力強く立つ鶏の表現が非常に印象的で、作品前で長く見入っている来場者も多く見られました。

糸瓜群虫図

糸瓜の周囲に集まる虫たちが細かく描かれており、近づくほど発見がある作品でした。

鼠婚礼図

会場内でも比較的人が集まっていた作品の一つ。

ユーモラスな世界観があり、若冲作品の多面性を感じられます。

琳派作品も見応えあり

酒井抱一「鹿楓図団扇」は、今回販売されているオリジナルうちわのモチーフにもなっています。

洗練された色彩感覚と構図が美しく、琳派らしい装飾性を感じられる作品でした。

5章:古香庵の部屋

最後は、コレクターの美意識が凝縮された空間です。

  • 茶の湯の道具: 室町時代の「芦屋霰地楓鹿図真形釜」など、実際に使われていたであろう道具たちが、蒐集家の日常と美へのこだわりを感じさせてくれます。

 

下記は許可された写真の最後の「鶏図押絵貼屏風」

 

出口のグッツ販売

前期展示は5月17日まで

今回訪問した5月6日時点では前期展示期間中でした。

特に、

  • 水辺家鴨図屛風(鈴木其一)
  • 鶏図押絵貼屏風(伊藤若冲)

などは前期限定展示となっています。

後期(5月19日〜)には、

  • 五美人図(葛飾北斎)
  • 藤花図(鈴木其一)

などへ一部展示替えが行われます。

前期作品を見たい方は、早めの訪問がおすすめです。

音声ガイドもおすすめ

音声ガイドは、

  • 新浜レオンさん
  • 赤崎千夏さん

がナビゲーターを担当。

研究員による特別解説も収録されており、作品背景をより深く理解できます。

関連イベントも開催予定

リレー講座「よくわかる若冲、琳派、京の美術」

第1回

  • 5月9日(土)
  • 午後2時〜3時

第2回

  • 5月23日(土)
  • 午後2時〜3時

会場:九州国立博物館1階 ミュージアムホール

記念講演会「細見コレクションと伊藤若冲」

  • 5月30日(土)
  • 午後2時〜3時30分

講師:細見美術館館長 細見良行氏

関連イベント詳細
九州国立博物館 イベントページ

オリジナルグッズ付き前売券も販売

今回の特別展では、

酒井抱一「鹿楓図団扇」をモチーフにしたオリジナルうちわ付き前売券も販売されています。

数量限定とのことですので、気になる方は早めの確認がおすすめです。

九州国立博物館

特別展「若冲、琳派、京の美術 – きらめきの細見コレクション -」

細見美術館について

今回の特別展の所蔵元となる細見美術館は、京都・岡崎エリアにある人気美術館です。

細見美術館 公式サイト

まとめ

今回の「若冲、琳派、京の美術」は、

  • 若冲作品
  • 琳派作品
  • 仏教美術
  • 茶道具
  • 工芸

まで幅広く楽しめる、非常に見応えのある特別展でした。

前期・後期で展示替えもあるため、一度訪問した方でも再訪する楽しみがある内容になっています。

太宰府方面へのお出かけを検討されている方は、太宰府天満宮の新しい神殿の散策と合わせて訪問してみると、充実した1日になると思います。

なお、太宰府天満宮公式サイトでは、菅原道真公1125年太宰府天満宮式年大祭に向けて設置されている、建築家・藤本壮介氏設計の「仮殿」での参拝は、2026年5月16日までと下記の5月6日に公式発表されていました。
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/archives/1860

下記は4Fの平常展のパネル、館内、外の景色になります。

 

最後は下記の電車で福岡天神まで戻ってきました。

 

関連リンク

【2026年5月最新】太宰府天満宮を再訪|本殿改修の現在と青梅の実・飛梅の様子を写真27枚で紹介 – 松藏七代 癒しの情報

下記は1月訪問分のリンクになります。

【2026年1月下旬】太宰府天満宮の梅の開花状況|寒波の朝に訪ねた飛梅と参道の今【写真74枚】 – 松藏七代 癒しの情報

九州国立博物館 初訪問記|平戸藩・松浦静山と熈の情熱、館内完全レポート【写真89枚】 – 松藏七代 癒しの情報

 

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