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【水彩画105作目】平戸市の歴史的名建築「カトリック紐差教会」を描く — 心に響く鐘の音とロマネスク様式の美しさに癒されて

平戸市の歴史的名建築「カトリック紐差教会」 趣味を通して感じる癒し

平戸のランドマーク「カトリック紐差教会」を描く — 水彩画105作目デッサン、色付から見る心の癒しと歴史の旅

はじめに:長らくの更新滞りを超えて

ここ数ヶ月、水彩画の制作が思うように進まず、私自身のブログ「Makuro11.com」の更新も滞っておりました。特に、前回の104作目「福岡市美術館『恋人たちのオブジェ』と夏の木々の彩り」を2024年10月にアップしてから、作品発表のペースが落ち込み、アクセス数にも影響が出ていました。

しかし、改めて筆を握り、自分自身が癒されるような、そして読者の皆様にも癒しを届けられるような作品制作を再開いたしました。今回の水彩画105作目は、長崎県平戸市に佇む美しい教会「カトリック紐差教会(ひもさしきょうかい)」をテーマに選びました。

カトリック紐差教会との出会い:夏の旅の記憶から

この教会との出会いは、昨年の夏、平戸を訪れた際のこと。写真を撮りながら、教会の凛とした佇まいに心を奪われました。
YouTubeにも記録として残っているように、(参考動画リンクはこちら)その存在感は圧倒的で、思わず何度もシャッターを切ったほど。

平戸市は、現在大相撲で活躍中の力士「平戸海」関の出身地の街としても注目されており、その故郷に100年近くも前に建てられたこの教会が、今なお町の中心にあり続けることに深い感動を覚えます。

 教会の歴史と魅力:鉄川与助の名建築

紐差教会は1929年に竣工されたカトリック教会で、建築家・鉄川与助によるロマネスク様式の外観が特徴的です。内部に一歩足を踏み入れると、アーチの連なりとステンドグラスの神秘的な光、そして鉄川氏らしい花模様の意匠が空間を彩ります。

この教会は、原爆により倒壊した旧浦上天主堂の後、日本最大の天主堂といわれた歴史もあります。キリスト教と日本の仏教的空間が交差する独特の雰囲気は、他の教会とは一線を画す存在です。

※関連リンク:平戸観光協会 紐差教会紹介ページ
※参考情報:ながさき旅ネット 紐差教会紹介

今回の水彩画:まずはデッサンから色付けし完了

本日公開したのは、カトリック紐差教会を題材にしたデッサン画です。来週中には色付けを行い、最終版としてアップ予定ですが、まずはこのデッサンを通して、教会の凛とした姿、そして建築の持つ重厚感を感じていただければと思います。

デッサンをしている間、ふと「こんなに壮大な建物が100年近く前に造られたのか」と思い、背筋がゾクッとするような感覚になることがありました。それほどに、描いていて心が動かされる被写体なのです。

色付け完了しましたので下記追加アップしました。絵をクリックすると教会の鐘がなります。

2024年4月12日 07:03

平戸市の歴史的名建築「カトリック紐差教会」

鐘の音が響くまち:心に染み入るアンジェラスの鐘

紐差教会では、現在も毎日、鐘の音が町中に響いています。ぜひその音を皆さまにも感じていただきたく、友人の協力を得て録音した音源を探し出し、暫定的にアップいたしました。なお、録音の一部が途切れておりますが、近日中に再編集した音源を公開する予定です。

紐差教会の鐘の音

また、参考として長崎の浦上天主堂の「アンジェラスの鐘」の音もご紹介します。
▶︎ 長崎・浦上天主堂の鐘の音(YouTube)

アンジェラスの鐘は、「お告げの祈り」の時間(朝6時・昼12時・夕方6時)に鳴らされるもので、1日3回、祈りとともに町に響き渡る伝統的な音です。その神聖な響きは、まるで時が止まったかのような感覚をもたらしてくれます。

水彩画と旅の魅力を融合させて

水彩画を通して、私は一つの風景に込められた「時間」や「記憶」、「空気感」までも残していきたいと思っています。そして、それが見てくださる方々の心に静かに届き、癒しやインスピレーションになってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

今回のように、旅先で出会った建物や風景をテーマに描くことで、絵を見る人にとっても旅の疑似体験となり、また実際にその場所を訪れてみたいと思っていただけるのではないでしょうか。

最後に:色付け後の完成作品もぜひご覧ください

現在はデッサンのみのアップとなっておりますが、来週中に彩色し、完成作品として差し替える予定です。その際には、またブログでも詳細をご紹介いたしますので、ぜひ再度お立ち寄りください。

これからも「癒し」を感じられるような水彩画作品を、少しずつでも発表していきたいと考えております。旅と芸術が交差するこの場所で、読者の皆様と出会えることを心より感謝いたします。

🖼️ 関連リンクまとめ

✨今後の展望と次回予告

次回の作品は、また別の視点から旅の魅力を描いていければと考えています。秋の風景、あるいは冬支度に入る町並みなど、新たなテーマと向き合う準備をしています。ぜひ今後の更新にもご期待ください。

🔔お知らせ

より快適な読書体験やコメント交流の場として、今後ブログデザインやSNS連携も見直しを進めていく予定です。ぜひお気軽にフォローやコメントをいただけると励みになります。

前回の作品リンクは下記になります。

福岡市美術館「恋人たちのオブジェ」と夏の木々の彩り — 心に響く水彩画104作目 – 松藏七代 癒しの情報

下記は別ブログでアップした100作までのリンクになります。

水彩画の風景画 – 松藏七代 生活お役立ち部屋&趣味の部屋

 

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